マイクロスコープを使用した歯科治療について

近年、歯科治療の分野でもマイクロスコープが導入されるようになり、注目を集めています。


マイクロスコープとは、医療用の高精度の顕微鏡のことです。眼科や脳神経外科・心臓外科の分野では、既に手術に欠かせない医療機器となっていますが、歯科に導入されたのは1990年代頃と言われています。
マイクロスコープは最大で約30倍まで拡大して見ることができ、光を照射することもできるため、根管の内部やごく初期の虫歯の兆候など、これまでは肉眼で見ることができなかった口腔内の細かなところまで、はっきりと見ることができます。

そのため、歯科治療にマイクロスコープを利用することで、従来は経験や勘に頼っていた治療が、精密かつ正確に行えるようになり、また、患部見逃しによる再発や再治療も防げるようになります。



これまではできなかった患部の早期発見や早期治療が可能になります。

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また、肉眼で治療するよりも細かな器具を使用することができ、結果的に、余分に歯を削ることがなくなり、歯の寿命を延ばすことができます。

撮影した映像をモニターに映し出すこともできるため、医師は患者に患部や症状の説明がしやすく、患者にとっても自分の口腔内の状態がはっきりとわかるというメリットもあります。



ただし、全ての歯科医院にマイクロスコープが導入されいるわけではなく、日本での普及率は他の先進国に比べてまだまだ低くなっています。また、健康保険は適用されませんので自費診療になり、肉眼の治療よりも費用が高くなることがあります。